テロメア検査とは


テロメア検査とは

テロメア検査は、染色体の末端部分のテロメア配列の長さを測定する検査で「テロメア全体の長さ」と「Gテール」と呼ばれる末端の一本鎖部分の長さの2つの長さを測定する検査です。

テロメアとは

テロメアは、染色体の端にある部分で、細胞分裂を繰り返し短くなり、その長さは加齢や寿命、さらに遺伝子の強さに関係しています。長さが短い人の方が加齢で増加する様々な疾患にかかりやすい事が研究で明らかになっています。Gテールは二重らせん構造の端に尻尾のように伸びている一本鎖で、これは環境要因によるストレスなどで短縮するため、検査することで「遺伝子への疲労度」がわかります。
実年齢から見た(遺伝子強度)を測定し「遺伝子年齢」を検査します。

病気の予兆を検査できるそんな時代になりました


未病をチェックするという新しい考え方

「未病(みびょう)」という言葉をご存じですか?未病とは、健康と病気の中間の概念で、病気の発症には至らないものの、軽い症状がある状態のことです。テロメアテストは、この未病の状態を検知することができる検査です。

■未病の状態を治して健康に

「未病」は2000年以上前の中国の医学書『黄帝内経』に「聖人は未病を治す」と記述されたのが最初と伝えられていますが、不調を感じていなくても、検査をすれば、健康状態の悪化がわかるようになった現代、未病から積極的に治していくという考え方は、ますます重要になってきています。

特にこんな人にオススメ

  • 自分の健康状態が気になる人
  • 体調管理や健康管理をしっかりと行いたい人
  • 体のだるさが取れない、疲れがたまりやすい人
  • 何となく調子が悪い人
  • 日頃からストレスが溜まっている人
  • 生活習慣病の予備群である人
  • 生活習慣病の治療中で、重症化が心配な人

DNAレベルでわかる健康状態

テロメアテストは、「テロメア強度」と「テロメア疲労度」を測定することで、DNAレベルでの健康状態がわかり、隠れている病気のリスクがわかる最先端の血液検査です。

テロメア強度から分かること

これまでの生活習慣はどうだったのか

➡これまで積み重ねてきた生活習慣が、持って生まれた遺伝子の強さに、どのように影響しているのかがわかります

テロメア疲労度から分かること

現在の生活習慣はどうなのか

➡現在の遺伝子へのストレスの度合いがわかり、それにより、いま健康な状態なのか、それとも病気に近づいている状態なのかがわかります。

★世界オンリーワンの検査

テロメア強度は「テロメア」の長さ、テロメア疲労度は「Gテール」の長さを測定することでわかりますが、この「Gテール」の長さを測定することができるのは、現在のところ、世界でテロメアテストだけです。

テロメアとGテールの長さを測定することで、テロメア強度とテロメア疲労度がわかり、 DNAレベルの健康状態がわかります


テロメアとは…細胞の核にある染色体の末端領域にあり、遺伝子を保護している部分

テロメアテストの基礎知識

「テロメア」と「Gテール」の長さがカギ

DNAレベルの健康状態を知るカギは「テロメア」と「Gテール」の長さ。テロメアもGテールも長ければ良好な健康状態で、短かければ病気のリスクがある状態と考えられます。

Gテールの長さ(テロメア疲労度)を測定

ヒトのDNAは、直鎖状で末端がありますが、染色体末端部のDNAを「テロメア」、テロメアの最末端部の一本鎖部分を「Gテール」と呼びます。

生活習慣が影響します

テロメアからはテロメア強度がわかり、Gテールからはテロメア疲労度がわかりますが、その結果は、どちらも生活習慣が影響します。生活習慣の改善はDNAレベルの健康維持・増進にもつながります。

特にGテールはストレスなどの環境因子によって大きく伸び縮みし、テロメアの目に見える変化が年単位で現れるとすれば、Gテールは1週間単位で変化します。

押さえておきたいポイント:テロメア

加齢とともに短くなる

テロメアの長さには、元々個人差がありますが、細胞分裂のたびに短くなるため、加齢によって短くなります。また、環境因子によって短くなる速度が異なります。

短いと病気にかかりやすい

テロメアが短い人は、病気にかかりやすいことがわかっています。また、がんや生活習慣病にかかっている人は、健康な人に比べてテロメアが短いことがわかっています。

押さえておきたいポイント:Gテール

環境の改善により伸ばすこともできる

Gテールの長さも加齢によって短縮し、ストレスなどの環境因子の影響を受けますが、環境を改善することによって、伸ばすこともできます。

短い状態が続くと病気にかかりやすい

Gテールが短い状態が続くと心血管疾患や認知症といった病気にかかりやすくなることがわかっています。また、Gテールの長さはテロメアの短縮に影響することがわかっています。

テロメアテストで病気に近づいていないかを確認し、病気の発症を防ぐために、生活習慣を改善する。これからは病気になる前から病気に備える時代です。


テロメアテストとは…わずか5mlの採血でDNAレベルの健康状態がわかる未病検査

特徴1.病気のリスクが分かります

テロメアテストでは、テロメアとGテールの長さを測定することで、テロメア強度とテロメア疲労度を数値化します。テロメア強度からは「病気のかかりやすさ」、テロメア疲労度からは「現時点での未病の状態」がわかり、これにより病気のリスクを判定します。

リスクが高いと考えられる病気の例

これまでの研究から、テロメアやGテールが短いと、加齢に伴う様々な病気にかかるリスクが高まることが示唆されており、たとえは、下記の病気のリスクが増加すると考えられています。

・心筋梗塞      

・脳梗塞

・がん       

・ 認知症

特徴2.手軽で安全に受けられる血液検査です

テロメア強度と疲労度を測定するというと、難しい印象を受けるかもしれませんが、テロメアテストで行うことは、わずか5ml採血をするだけです。問診とあわせても、ほんの数分で受けられる手軽で安全な検査です。

★テロメアテストは、未病状態を知るための検査です。検査の結果をもとに、生活習慣を見直して、改善していくことが大切です。

■検査結果をもとに生活習慣を改善する

特に不調を感じていなくても、テロメアテストの結果、テロメア強度と疲労度が思わしくなければ、病気に近づいている可能性があると考えられます。この段階で、生活習慣を改善することで、病気の発症を防ぐことが期待できます。

■定期的に健康状態をチェックして変化を知る

テロメア疲労度は、生活習慣によって変動しやすいものです。半年から1年に一度、定期的に検査を受けることで、体の奥からの未病状態の変化がわかります。

★あなたの健康投資にテロメアテストを…

テロメアテストは、未病状態の通信簿です。仮に病気のリスクが高いと判定されても、生活習慣の改善などによって、未病の状態も改善することができます。これからは病気になってから、治療に多くの時間と費用をかけるのではなく、病気になる前段階から、健康状態をチェックし、健康を維持していく時代です。あなたの健康投資として、テロメアテストを有効に活用してください。

検査結果(例)


検査から結果までの流れ

01.予約

当院へご連絡いただき、採血を予約してください。

02.採血

採血するのは5mlほどのみ。問診と合わせても数分程度で終わります。

03.検査・解折

ミルテル検査センターで解析します。

04.結果通知

採血から約1ヵ月後、結果をお返しします。

 

Q&A


Q.いくらで検査を受けることができますかか?

A.49,500円(税込み)となります。

Q.検査にあたり食事制限などはありますか?

A.食事により結果が変動する検査ではありませんが、食後1時間空けていただくことを推奨しています。

Q.検査の対象年齢は?

A.未成年の方が受診される場合は保護者の署名を申込書にいただくようお願いいたしております。

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